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AIでLINEスタンプを作る方法|「AIの使用」の設定と注意点

AIで作ったLINEスタンプを申請するときの注意点を、公式ヘルプと利用規約にもとづいて解説。「AIの使用」の設定、模倣の禁止、プロンプトの提出、画像の文字の誤りなど、審査の前に確認することをまとめました。

AIでLINEスタンプを作る方法。シマエナガのスタンプのサンプル
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AIで作ったLINEスタンプを申請するときは、申請の画面で[AIの使用]を事実のとおりに設定し、既存の作品や有名なキャラクターに似せないことが、公式のいちばん大きな決まりです。AIが作った絵には、画像の中の文字の誤りや、背景が透過になっていないことなど、審査や規格で引っかかりやすい点もあります。この記事では、公式ヘルプと利用規約にもとづく決まりと、AIで作るときのチェックポイントを説明します。

内容は2026年10月9日時点の公式情報にもとづいています。スタンプ全体の申請の手順は、LINEスタンプの申請方法にまとめています。

[AIの使用]の設定(公式)

LINE Creators Marketには、AIで加工して制作したアイテム(スタンプ・絵文字・着せかえ)のために、**[AIの使用]**の設定があります。

  • 販売を申請するとき、販売情報の画面で、AIを使ったかどうかを選びます
  • [AIを使用しています]にすると、購入ページに、AIで加工して制作されたアイテムだと分かる表示が、自動で入ります
  • 設定は、事実にもとづいて、真実かつ正確に行います。LINEの判断で、設定の内容が変更されることがあります
  • [AIの使用]の項目ができる前に登録したアイテムは、原則として[未設定]と表示されます。編集するときは、設定が必要です
  • 審査で承認されたあと、販売を始める前に、[AIの使用]の設定だけを変えるときも、もう一度、審査を申請します
  • 設定を変えると、24時間以内に反映されます

利用規約(2026年7月1日更新)には、LINEが、AIで生成された(または制作の過程でAIを使った)コンテンツである旨を、クリエイターの申告がある場合のほか、LINEがAI生成だと判断した場合や、その可能性があると判断した場合にも、表示することがあると書かれています。自分で申告しなくても、表示される可能性があります。

申請できないもの・求められること

公式ヘルプの注意事項には、次のことが書かれています。

  • 模倣は禁止です。 LINEまたは第三者の著作物や、著名なキャラクターなどを模倣した生成作品を使ったアイテムは、申請も販売もできません。「〇〇風」のように、その名称をタイトルや説明文に使う場合も含まれます
  • 指示内容の提出を求められることがあります。 AIを使ってアイテムを制作した場合、AIへの指示内容(プロンプト)などの情報の提出をお願いすることがあります。提出できないと、審査が却下されたり、アイテムの販売が中止されたりする可能性があります

そのほか、審査ガイドラインの項目は、AIで作ったスタンプにも、そのまま当てはまります。とくに関係が深いのは、次の項目です。

  • スタンプ内の文字に誤りがあるもの
  • 他社などの知的財産権を侵害しているもの、権利の所在が明確でないもの
  • 許諾を得ていない人物の顔や似顔絵など、肖像権・パブリシティ権を侵害しているもの
  • 使用した素材が、サードパーティの利用条件に違反しているもの

AIサービスで作った画像を使うときは、そのサービスの利用条件が、画像の商用利用を認めているかも確認してください。審査ガイドラインでは、素材が第三者の利用条件に違反しているものも、不適切とされています。

AIで作るときのチェックポイント

公式の決まりではなく、AIで作った絵でよく起きる問題と、その見直しかたです。

起きやすいこと見直しのポイント
画像の中の文字が崩れる、誤字になる文字をAIに描かせるのではなく、絵ができてから自分で入れる。入れたあとに、1枚ずつ読み直す
手や指、足の数など、細部がおかしい40個すべてを拡大して確認する。おかしい絵は、作り直す
絵ごとにキャラクターの見た目が変わるキャラクターの設定画を先に決めて、同じ特徴で全部の絵を作る。目や色、模様の位置を、そろえる
既存のキャラクターや作品に似てしまうキャラクター名や作品名を指示に入れない。似ていないか、画像検索などで確認する
背景が透過になっていない背景を切り抜いて、透過のPNGにする。切り抜いた縁に、白いふちが残っていないか見る
サイズや余白が規格に合っていない最大370×320px、偶数のピクセル、10pxぐらいの余白に整える
実在の人物の顔に似ている有名人や、許可のない人の顔に似せない。自分以外の人の写真を元にするときは、本人の許可を得る

サイズ、背景の透過、容量、連番のファイル名は、LINEスタンプ・絵文字サイズ変換ツールで確認できます。

作るときの流れ

  1. キャラクターを決める。 見た目の特徴(目、色、模様、持ちもの)を、言葉と設定画で固定します
  2. 40個(または8・16・24・32個)の表情とセリフを決める。 日常の会話で使うものを中心に、あいさつ、返事、感情をバランスよく入れます
  3. 絵を作る。 同じ設定画をもとに、表情ごとの絵を作ります
  4. 選んで、直す。 細部の崩れや、既存のキャラクターに似ている絵を外します
  5. 文字を入れる。 文字は、絵ができてから、自分で入れます
  6. 規格に整える。 サイズ、透過、余白、容量を、公式の制作ガイドラインに合わせます
  7. 記録を残す。 AIへの指示内容や、使ったサービスの利用条件を、保存しておきます
  8. [AIの使用]を設定して申請する。 販売情報の画面で設定します

審査前の最終チェック

  • [AIの使用]を、事実のとおりに設定した
  • タイトルと説明文に、「〇〇風」など、ほかの作品名を入れていない
  • 画像の中の文字に、誤字や欠けがない
  • 既存のキャラクター、ロゴ、有名人に似た絵が入っていない
  • AIへの指示内容や、サービスの利用条件を、記録している
  • 規格(サイズ、PNG、透過、余白、容量)に合っている

リジェクトの理由や再申請のしかたは、LINEスタンプが審査に落ちる理由で説明しています。

よくある質問

AIで作ったスタンプは、LINEで販売できますか?

LINEは、AIで制作したアイテムのために、申請のときに[AIの使用]を設定する仕組みを用意しています。AIを使った場合は、[AIを使用しています]を選びます。ただし、既存の作品や有名なキャラクターに似せたものは、申請も販売も禁止されています。

[AIの使用]を設定しないと、どうなりますか?

公式ヘルプでは、事実にもとづいて、真実かつ正確に設定するよう求められています。利用規約には、クリエイターの申告がなくても、LINEがAIで作られたコンテンツ(またはその可能性がある)と判断した場合に、AI生成である旨を表示することがあると書かれています。

プロンプトを提出する必要がありますか?

AIでアイテムを制作した場合、AIへの指示内容(プロンプト)などの提出を求められることがあります。提出できないと、審査が却下されたり、販売が中止されたりする可能性があると、公式ヘルプに書かれています。指示内容は、記録を残しておくと安心です。

タイトルに「〇〇風」と書いてもいいですか?

いけません。LINEや第三者の著作物、著名なキャラクターなどを模倣した生成作品の申請と販売は禁止されています。「〇〇風」のように、その名称をタイトルや説明文に使う場合も含まれます。

AIで作った画像は、そのままスタンプにできますか?

そのままでは使えないことが多いです。サイズ(最大370×320px)、PNG、背景の透過、画像のまわりの余白、画像の中の文字の誤りなどを、規格と審査ガイドラインに合わせて整える必要があります。

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