「自分だけで使うLINEスタンプを、審査なしで作れないか」と探して、この記事にたどり着いた方も多いと思います。先に結論です。
LINEのスタンプとして使うには、自分用であっても審査のリクエストが必要です。 公式ヘルプでは、作ったスタンプを販売せずに配布することはできず、販売して購入することで使えるようになる、と案内されています。
ただし「プライベート設定」を使えば、スタンプショップの新着・ランキング・検索結果には出さずに、自分や身近な人だけに案内できます。この記事では、公式ヘルプにもとづいて、できること・できないこと、手順、注意点を整理します。内容は2026年10月9日時点のものです。
「申請なし」でできること・できないこと
| 方法 | LINEのスタンプとして使える? | 審査 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 画像(写真)として送る | ×(スタンプ一覧には出ない) | 不要 | 無料。トークには画像として表示される |
| 審査をリクエストして、プライベート設定にする | ○(スタンプとして使える) | 必要 | ショップの一覧や検索には出ない。ただし購入ページのURLを知っていれば、だれでも買える |
「申請なしで作れる」とうたう作り方は、スタンプ風の画像をつくって、画像として送る方法を指していることがあります。LINEのスタンプ一覧から送れるスタンプにするには、LINE Creators Marketでの審査が必要です。
公式ヘルプが案内していること
LINEのヘルプセンターには、次のように書かれています。
- 配布はできません。 作ったアイテムは、販売して購入することで使えるようになります。自分で作ったものでも、購入せずに使うことはできません。
- 家族や友人など、周りの人だけに販売したいときは、プライベート設定を使います。
- 本人に限り、無料でダウンロードできる場合があります。 2019年6月26日以降にLINEスタンプメーカーで審査をリクエストしたスタンプは、クリエイター本人に限り無料でダウンロードできます。ただし、申請時の分配額設定で[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選んだ場合は対象外です。
注意したいのは、無料ダウンロードの対象として書かれているのが「LINEスタンプメーカーで審査をリクエストしたスタンプ」だという点です。パソコンのLINE Creators MarketからZIPでアップロードしたスタンプが同じ扱いになるかは、公式ヘルプに明記が見つかりませんでした。自分の分も購入が必要になる可能性があるので、申請の前に、ヘルプで最新の案内を確認してください。
プライベート設定とは
プライベート設定は、新着やランキングへの表示を制限する設定です。[LINE STORE/ショップ非公開]にすると、次のようになります。
- 新着やランキングに表示されない
- 検索結果に表示されない
- クリエイターのスタンプリストのページに表示されない
直接、購入ページを開いた人は、だれでも見られて購入もできます。 「自分だけ」ではなく、「一覧には出さない」設定だと考えてください。購入ページは、次のいずれかで開けます。
- LINE Creators Marketの[アイテム管理]から対象のアイテムを開き、表示情報の[購入用URL]にアクセスする
- トークルームまたはLINE VOOMに送られた、非公開スタンプをタップ(クリック)する
- アプリで対象アイテムの[ステータス]画面から[STORE]をタップする
設定の変えかた
設定はパソコンのLINE Creators Marketのマイページから変えられます。アプリでは、申請のときにだけ公開か非公開かを選べます。
- [アイテム管理]>[スタンプ]から、対象のスタンプを開く
- ページの下にある[編集]を押す
- プライベート設定を[LINE STORE/ショップ公開]か[LINE STORE/ショップ非公開]に選ぶ
- [保存]を押し、続けて[アップデート]を押す
ステータスが[編集中]または[リジェクト]以外のときは、[編集に戻す]から審査申請をいったん取り下げて、もう一度編集・保存します。プライベート設定以外の情報もいっしょに変えると、あらためて審査が必要になります。
自分用スタンプの作り方の流れ
LINEスタンプメーカー(公式アプリ)で作る場合の流れです。
- 写真や動画からスタンプをつくる
- 販売情報の入力で、分配額の設定は[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選ばない
- プライベート設定を[LINE STORE/ショップ非公開]にする(アプリでは申請時にしか選べません)
- 審査をリクエストして、承認を待つ(公式の目安は数時間〜約2日)
- 販売が始まったあと、LINE Creators Marketの公式アカウントから届く通知を開き、無料でダウンロードする
通知が届くまでに時間がかかることがあります。また、無料ダウンロードの対象のスタンプを、間違えて購入すると返金されません。
家族や友だちにも使ってほしいとき
クリエイター本人以外の人が使うには、購入が必要です。購入用URLを家族や友だちに送って、購入ページを開いてもらいます。
審査ガイドラインでは、個人的な利用の範囲を超えて、第三者へ無料または有料で提供することを目的にしたもの(たとえば、企業のキャンペーンで来店者に配るスタンプ)は、好ましくない例とされています。家族や友人など、身近な人と楽しむ範囲にとどめましょう。
自分用でも気をつけること
- 審査の基準は、公開するスタンプと同じです。 商標・著作権・肖像権などの権利を侵していないか、文字に誤りがないかが見られます。
- ほかの人の顔が写った写真は、許可が必要です。 許諾を得ていない人物の顔や似顔絵は、権利侵害の例として審査ガイドラインに挙げられています。家族の写真でも、本人の同意を得ましょう。
- 写真を素材にしたときは、同意事項の確認があります。 審査のリクエスト時に[同意事項]にチェックが必要です。権利確認の書類を求められることもあります。
- 既存のキャラクターに似せた絵は避けます。 二次創作など、権利の所在が明らかでないものは審査に通りません。
ペットの写真は、自分で撮った写真であれば問題になりにくい素材です。画像をそろえる作業は、無料のサイズ変換ツールで規格に合わせられます。
よくある質問
申請なしで、スタンプ一覧から使えるスタンプを作れますか?
できません。LINEの公式ヘルプでは、作ったスタンプを販売せずに配布することはできず、販売して購入することで使えるようになる、と案内されています。スタンプとして使うには、自分用でも審査のリクエストが必要です。
プライベート設定にすれば、自分だけが見られますか?
いいえ。プライベート設定は、スタンプショップの新着・ランキング・検索結果などに出さない設定です。購入ページのURLを知っている人は、だれでも閲覧・購入できます。
あとから公開に変えられますか?
パソコンのLINE Creators Marketのマイページから変更できます。アプリで選べるのは申請のときだけです。ステータスによっては、審査申請を一度取り下げてから編集する必要があります。
自分で作ったスタンプは無料で手に入りますか?
LINEスタンプメーカーで審査をリクエストしたスタンプ(2019年6月26日以降)は、クリエイター本人に限り無料でダウンロードできます。ただし、分配額の設定で[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選んだ場合は対象外です。
絵文字でも同じように自分用にできますか?
公式ヘルプのプライベート設定の説明は「アイテム」を対象に書かれていますが、設定の変更手順は[スタンプ]の画面で案内されています。絵文字で同じ設定を使えるかは、マイページの表示と公式ヘルプで確認してください。
審査に落ちたらどうなりますか?
リジェクトの理由はマイページのメッセージセンターで確認できます。理由に沿って直し、再申請します。手順は「LINEスタンプの審査期間は何日?」の記事にまとめています。
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