LINEスタンプは、公式アプリのLINEスタンプメーカーを使うと、スマホだけで、無料で作れます。写真や、自分で描いたイラスト、動画からスタンプを作って、そのままアプリから審査を申請できます。この記事では、アプリでスタンプを作って販売申請するまでの流れと、動くスタンプの作り方、つまずきやすい点を説明します。
内容は2026年10月9日時点の公式ヘルプにもとづいています。申請のくわしい手順は、LINEスタンプの申請方法をご覧ください。
LINEスタンプメーカーとは
LINEスタンプメーカーは、LINEクリエイターズスタンプが無料で作れる、LINEの公式アプリです。公式の案内には、詳しい知識がなくても、スマートフォンだけで操作できると書かれています。
- 写真や動画から作れます。 撮影した写真や動画から、簡単にスタンプを作れます
- 自分で描いたイラストも販売できます。 アプリのキャンバスで描くこともできます
- PCがなくても申請できます。 クリエイター登録から、作ったスタンプの申請と販売まで、アプリで進められます
写真を使うときは、デコフレームを置く位置を決めるために、端末の中で顔や動物を見つけます。公式のプライバシーの案内には、この処理で使うデータは保存されず、第三者にも提供されないと書かれています。
作る前に決めること
- 個数。 販売するには、最低8個のスタンプが必要です。静止画のスタンプは、8・16・24・32・40個のパッケージで販売できます
- 素材。 写真、キャンバスで描くイラスト、カメラで撮る写真から選びます。人物が写った写真を使うときは、その人の許可が必要です
- 作るもの。 静止画のスタンプか、動くスタンプかを選びます
スマホでの作り方(静止画のスタンプ)
アプリの画面の名前は、公式ヘルプのとおりに書いています。
- [スタンプ]を選びます。 静止画のスタンプを作るときは、[スタンプ]を選びます
- 作り方を選びます。 [カメラロール](写真を選ぶ)、[キャンバス](ブラシでイラストを描く)、[カメラ](撮影する)のどれかです
- 写真を切り抜きます。 [自動切りぬき]は、スタンプにしたい部分の少し外側を囲むだけで、背景を自動で切り抜きます。[なぞる]は、指でなぞって囲みます。[消しゴム]は、いらない部分を消します。切り抜かないときは、[スキップ]を選びます
- 編集します。 [かたち][デコフレーム][ステッカー][テキスト][ブラシ][色調][フィルター]を使えます。動かしたり、2本の指で拡大・縮小・回転したりもできます
- 完成イメージを確認します。 [次へ]を押すと、トーク画面での見え方を、ノーマル・ライト・ダークの3つのモードで確認できます
- 保存します。 保存したスタンプは、自動で[Myステッカー]に入ります。2つ目以降のスタンプは、これを素材にして作れます
- スタンプを足します。 [+]を押して、8個以上になるまで作ります
- スタンプ情報を登録します。 タイトル、説明文、メイン画像を選びます
- [販売申請]を押します。 販売するには審査が必要です
デコフレームセットから作る方法
写真を8枚選ぶだけで、デコフレームつきのスタンプを作る方法もあります。
- 作る画面のトップページで、[デコフレームセットから作成する]から、好きなフレームを選ぶ
- [写真を選択して作成する]を押す
- 写真を8枚選んで、[作成する]を押す
- 必要に応じて、写真の位置を調整する
- [保存]を押す
保存したあとは、元の画面に戻って、画像の入れ替えや写真の位置の修正はできません。テキストやデコステッカーでの飾りつけは、保存のあとでもできます。
動くスタンプを作る
アプリでは、動画か写真から、動くスタンプ(アニメーションスタンプ)も作れます。
- 動画から。 撮影済みの動画か、新しく撮影した動画から、スタンプにしたいシーンと再生秒数(1〜4秒)を選びます。かたちやデコフレーム、デコステッカー、テキストで飾って、プレビューで確認します
- 写真から。 写真を最大20枚まで選びます。選んだ順番に再生されます。再生秒数は、枚数に応じて初期値が変わります(1〜5枚は1秒、6〜10枚は2秒、11〜15枚は3秒、16〜20枚は4秒)
細かい設定では、ループのオン・オフ、滑らかさ(低は5フレーム、中は10フレーム、高は20フレーム)、画質を選べます。ループがオンのときは、1秒なら4回まで、2秒なら2回までです。動画の長さが3秒以上のときは、ループは自動でオフになります。サイズは、1個で最大1MBに収まる範囲で調整されます。
動くスタンプは、8個か16個のパッケージで販売できます。動作環境は、2025年1月時点の公式ヘルプで、アプリのバージョン6.4以上(写真から作る機能は7.0以上)、Android 6以上かiOS 15以上とされています。規格の全体は、LINEの動くスタンプの作り方で説明しています。
つまずきやすい点
- キャンバスで描いた絵は、内側をぬりつぶします。 ぬりつぶしていないと、審査でリジェクトされることがあります
- 口座の登録と販売の停止は、アプリでできません。 PCで、LINE Creators Marketのマイページから行います
- リジェクトされたときの再申請は、Webで行います。 公式ヘルプでは、アプリからは編集も再申請もできないと説明されています。くわしくは、LINEスタンプが審査に落ちる理由をご覧ください
- 自分用に使うか、収益を目指すかで、申請時の設定が変わります。 無料ダウンロードと、売上の分配は、同時には選べません。LINEスタンプを自分用に作る方法と、LINEスタンプの収益と売上で説明しています
審査には、数時間から約2日かかります(2024年現在の公式の案内)。審査に通りやすくするコツとして、公式は、他人の権利を侵害する描写やモラルに反する描写を使わないこと、ビジネスや宣伝を目的にしないこと、審査の項目を減らすために販売エリアを最小限にすることを挙げています。
アプリで作るか、画像を用意して申請するか
アプリは、1個ずつ手で作る方法です。ほかに、画像ソフトなどでスタンプの画像を用意して、LINE Creators Marketに、PCから申請する方法もあります。この場合は、サイズ、PNG、背景の透過、余白、容量を、規格に合わせる必要があります。規格は、LINEスタンプ・絵文字サイズ変換ツールで確認できます。イラストを描く場合のコツは、LINEスタンプのイラストの作り方で、AIで素材を作る場合の注意点は、AIでLINEスタンプを作る方法で説明しています。
よくある質問
本当に無料で作れますか?
LINEスタンプメーカーは、スタンプを無料で作れるLINEの公式アプリです。クリエイター登録にも費用はかかりません。作ったスタンプをLINEで使うには、審査を受けて販売を開始する必要があります。
作ったスタンプは、自分だけで使えますか?
作ったスタンプを、販売せずに配ることはできません。2019年6月26日以降に審査リクエストしたスタンプは、クリエイター本人に限り、無料でダウンロードできます。ただし、申請のときに[有料ダウンロード/売上分配額あり]を選ぶと、無料ダウンロードは使えません。
最低でも何個必要ですか?
販売するには、最低8個のスタンプが必要です。静止画のスタンプは、8・16・24・32・40個のパッケージで販売できます。アプリで作る動くスタンプは、8個か16個です。
口座の登録は、アプリでできますか?
できません。送金先(口座)の登録と、販売の停止は、アプリでは操作できません。PCで、LINE Creators Marketのマイページにログインして行います。
リジェクトされたら、アプリで直せますか?
LINEスタンプメーカーの公式ヘルプでは、リジェクトされたスタンプの編集と再申請は、アプリからはできず、LINE Creators Marketのマイページ(Web)から行うと説明されています。リジェクトの理由は、アプリの[申請済みリスト]で確認できます。
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